
2015年02月25日
咲く屋オープン予定

ただいま開店に向けて準備中の手織り咲く屋。3/13(金)オープンの予定です。
たくさんの方にさをり織を楽しんでいただけるよう頑張ります!
詳細は追ってUPして行きますね(*^o^*)

2015年02月20日
咲く屋引っ越し準備

今まで自宅で工房をやっていましたが、より多くの方に楽しんで頂く為に、引越しすることになりました。
古い民家を借りられることになり、只今引っ越し準備中です^ ^
3月中のオープンを目指しています。お楽しみに〜♬

2015年02月17日
2月の体験織り

2時間で気軽にさをり織りが体験できる「体験織り」。それぞれの織りを楽しんで頂きました。

冬糸はモコモコして風合いがあるので楽しいですよ〜(*^o^*)
さをり織りは自由に表現できる、とても楽しい創作活動です!無心に手を動かす時間は癒しにもなります。
遊びに来てみませんか〜♬
2015年02月04日
さをり織について

とても久しぶりの更新です。
店主がキャリアアップのため試験に挑戦していたので閉店状態となっていました。
何の試験かと言いますと社会福祉士です。受かるかどうかはまだ分かりませんが(^^;;
何で織物に福祉の資格‼︎ と思われるかもしれないのですが、さをり織りは元々大阪の主婦であった城みさをさんが、機械的な型にはまった作品ではなく、人間らしさを追求した結果考案された織物なんです。40数年前のことです。
それで、織って、仕立てて自己表現出来る素晴らしい趣味として主婦層に一大ブームになったそうです。

いまでも、さをり織の服を着て歩いていると、たま〜に年配のご婦人から
「それさをりね。昔やっていたのよ。」と声を掛けていただくことがあります。
「もう目が薄くて出来ないのよ(笑)」ともよく言われます。
そんな感じで一時代の主婦層に大変流行ったさをりが全国に、世界に広がるきっかけになったのが「知的障害者」との出会いなのです。
さをり織が目指していた「既成概念から抜け出した人間らしい織」が、彼らにはいとも簡単にできました。…彼らは知的なハンディキャップ故に既成概念が身についていなかったのです。初めから感性の赴くままに自由に織ることができました。

(作品写真:島田花酒商店2 より)
そんな訳で福祉の分野ではさをり織はポピュラーな作業種目となっています。私も福祉施設で勤めている時に出会いました。
自分がハマっちゃったんですけどね(^^;;
元々は主婦層の知的にクリエイティブな織物から始まって、ハンデのある人達までとても間口が広いところが魅力です。
障害あるなし関係なく、ちょっと体験
、趣味の創作活動、福祉的な作業、作家としてプロ活動までいろいろな関わり方ができます。
私自身仕事(当時)を通して、知的障害の方達が、まず自分の好きに織れる喜びを知って(多くの場合彼らは指示されそれに従う生活を積んできています)、できた作品をみんなから褒められて自信をつけ、販売することで社会とのつながりを感じ(自分の目の前で作品が売れますからね)、服に仕立ててファッションショーに出て…と経験するうちに社交的になったり、普段のファッションに気を使うようになったり、新しい技法にチャレンジしたりと、人として成長して行く様子をたくさん見てきました。
自信がつくこと、自分らしい表現を保証されることでこんなに人は変わるのです!
昨年5月に、障害も年齢も性別も国籍も関係なくそういう喜びや楽しみを共有出来る場所、育ち合える場所として「悠遊ひろば 手織 咲く屋」をオープンしました。

それぞれの持っている花を咲かせるお手伝いができたら、との思いを名前に込めています。
また、福祉的な視点が必要な方にも的確に対応したいと思い福祉の資格にチャレンジしました。
現在、自宅教室で小さな活動もですが、春に向けて店舗物件を探し中です。皆さんに楽しんで頂けるよう精進いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。