2015年12月02日
さをり織を楽しんでいただくための店主の仕事

咲く屋を3/13(金)にオープンしてから8ヶ月余りが過ぎました。
自宅工房から始めて、もっとたくさんの人に楽しんでもらえるんじゃないかなぁ…と思い切って民家を借りて、ありがたいことに何とか運営できるくらいにはお客様に来ていただいています。
ほんとにほんとにありがたいことです^ ^
さをり織が大好きでついに工房を開いてしまいましたが、さをり織の魅力は何と言っても間口が広いことです。
経糸のセットさえしておけば、簡単に誰でも織を楽しむことができるのです。小さな子どもからお年寄り、ハンディキャップのある人、もちろん一般の人にも誰にでも楽しめます。ここまで対象者の間口の広いコンテンツってそうそうないのではないかと思います。
店主は元々は知的障害者施設で20年くらいさをり織の作業をしていました。どんな風に織ってもOK!その人ならではの表現として認めるさをりは知的なハンディを持つ人たちと相性がよくて障害福祉業界ではポピュラーな作業です。
今は工房で子どもさんや主婦が織りにきたり、高齢者の余暇活動に関わらせてもらったりしていますが、自由に表現できる楽しさはどんな人にも楽しんでもらえるんだなぁ…と改めて実感中です。
私の仕事はリラックスできる場所作りと、お客さんの作品のいいところを言葉にして伝えることかな^ ^
意外と皆さん自分の作品へのダメ出しはすぐ出るんですけど、褒めポイントは気がつかないことが多いんですね。どの作品にもステキなところがありますよ。言葉にして伝えると皆さんとても嬉しそうな顔になります。
さをり織をしていて楽しいことはたくさんありますが、そのお顔が見られるのも店主の楽しみの一つなんですよ♪
Posted by みよし てるえ at 21:10│Comments(0)
│店主てるさん